■ 末端冷え性
体は温かいのに、手足だけが冷たいときに、これを
末端冷え性と言います。冷え性の原因のほとんどは、
血行障害ですから、末端冷え性の人は手足の血行が
悪いのが現いんですよね。その血液を送り出すのは
心臓です。血流が悪くなくても、手足へ血液がたどり
着くまでに、心臓以外に助けてくれるものがないの
ですから、手足先まで血液が流れるのは大変なこと
なのです。そのために、末端冷え性がおきるのですね。
では、どんな場合に末端冷え性になりやすいのでしょう。
この原因に、血圧、血流の強さ、血管の太さはとても
関係すると考えられます。心臓から勢い良く血液が送り
出され、ほどよい太さの血管の中を悠々と、血液が流れ
るのであれば、大丈夫なはずです。ところが、心臓が血液
を送り出す力が弱く、血がドロドロの状態で、重くなっ
ていたり、血管が細すぎたりすると、末端まで血液が
流れるのはさらに大変なはずです。これで、末端冷え性
になりやすいのです。
通常、手足がつめたいのだからと、その場を温める人が
いますが、そればかりで末端冷え性が解決するわけでは
ないです。手足をお湯につけても、一瞬で、せっかくあっ
たまった手足はすぐ、また冷たくなる経験はありませんか?
体全体を温めることが大事ですので、この場合、温めるべき
ところは、おなかなのです。腹巻の大事さ、そんなことも
思い当たりますね。
それは、お腹には大切な内臓がたくさん詰まっているから
です。なんらかの理由で内臓が冷えた場合、温めようとして、
血液は、内臓周辺に集まってきます。本来は手足に行くはず
の血液まで内臓周辺に集中しますので、手足の方が冷えて
いると感じるのです。末端冷え性を改善するには、まずは、
おなかを温めることから行ってください。
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